2014年 06月 19日
切り忘れ いよいよ最後の 少佐かな |
前回、天開稲荷まで行った時、たいがい見て廻ったと思ったのだが、帰宅後改めてパンフを見ていると、気付かずに見逃していた大物があったので再訪。
境内に入ってすぐ右は案内所で、左が本殿への道なのだが、案内所を挟んで本殿とは真反対の場所に、『浮殿』というのがあった。
惜しむらくは水路の水が足りなくて、ちっとも浮殿らしくない状態だった事。 末社のあたりは水がある。 浮殿を過ぎた所に『光明禅寺』があり、天開稲荷の分社らしき物があった。 賽銭箱が無かったので、扉の隙間から5円玉を入れておいた。 W杯が始まって、社務所も侍ブルーで応援。 おみくじまで……八咫烏がマスコットだからか? 『梅が香に のっと日の出る 山路かな』 芭蕉は九州へは来ずじまいなので、これは病床で、太宰府天満宮参拝を思い描きながらの句だ。 日本の菓子職人の神様を祀ったという中島神社(摂社)もあった。 「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」を探しまわった田道間守命(たじまもりのみこと)が御祭神。 いわゆる砂糖菓子が無かった時代、香り高い果物が菓子にあたるそうな。 江戸時代頃は、逆に果物の事を「水菓子」と言っていた。 ここは、本殿に続く回廊の外側なのだが、やたら摂社・末社がひしめき合っている。 中島神社のさらに奥へと、小さな社がずらずらと……
階段の先にも、まだあったりする。
せっかくの貴重な物なのに、この辺殆ど人通りないんだよなぁ こちらは心字池横なので、ほぼ漏れなく参拝者が目にする。 屋根に特徴のある志賀神社。 天開稲荷ふもとの、外へ通じるトンネル。 ねじりまんぽではなく、普通のアーチ形トンネルだ。 外からはこんな状態。 天開稲荷本殿は、相変わらず閑散としていた。 平日だった上に、太宰府遊園地が定休日で、ヒーローショーの声も無く、稲荷神社本来の静寂が大変良かった。
自分としては、今回最大の発見。松尾芭蕉の句碑。
そして何故か、スターウォーズの X ウィングのような物まで……
by asaneyofukashi
| 2014-06-19 01:41
| 風景
|
Trackback
|
Comments(0)